『詩経』· 原文・日本語訳・背景

心と人のつながりを読む、
『詩経』の名言四選。

中国最古の詩歌集は、日々の風景を通して愛情、礼、労働、共同体の記憶を伝えます。

《詩經·周南·關雎》

關關雎鳩在河之洲窈窕淑女君子好逑

川の中洲でミサゴが鳴き交わす。たおやかな女性は、君子のよき伴侶である。

人の思いを自然の響きの中に置き、愛情を敬意と忍耐に結びつける『詩経』冒頭の一節です。

《詩經·衛風·木瓜》

投我以木桃報之以瓊瑤

あなたが木桃を贈るなら、私は美しい玉で応えよう。

返礼を値段ではなく心で量ります。小さな善意を丁寧に受け取ることが、より深い応答を生みます。

《詩經·小雅·鶴鳴》

他山之石可以攻玉

他の山の石も、玉を磨くために使うことができる。

異なる人や学び、時には反対意見さえ、自分の理解を磨く砥石になり得ます。

《詩經·大雅·蕩》

靡不有初鮮克有終

始めのないものはないが、最後まで全うできる者は少ない。

新しさが薄れた後も、最初の志を守れるか。完成には始まりとは別の強さが必要です。

讀原典

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